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VISIT 番外編 観光お役立ち | 2019-04-20

【見学】宮古島市 地下ダム資料館雨が多いのに干ばつ問題?世界初のアイデアで作られたダムの仕組み

こんにちは、Masaです。いい天気です。今日は城辺字福里地区にある、「宮古島市地下ダム資料館」に見学のため向かっています。

なかなかわかりづらくて道に迷っていたら、案内板が。

さらに少し迷って、ようやく着きました。不思議な形の、結構大きな施設です。

全体図。広い公園や他の施設と一体になっています。

入館料300円で施設内に入ると、宮古島の模型(可動式)が。職員の方が声をかけてくれて、操作しながら地下ダムの解説をしてくれました。

雨は多いのに干ばつに悩んでいた理由

昔の宮古 井戸の水汲みの様子

宮古は亜熱帯性の気候なので雨は多いのですが、昔の人々は、干ばつに悩まされ、厳しい農業環境でした。その原因は、地下の地層が水を通しやすい性質のために、雨水は地表の土に残らず地中深くに染み込んでいってしまい、そのまま島の端から海に流れ出ていってしまう状況だったのだそうです。それだけでなく、日差しが強いので地表に残った水分も大部分が蒸発し、農作物が得られる水分は限られていたといいます。

マイナスを逆手に取ったアイデア

宮古の地質は3層になっていて、一番深い層から「島尻泥岩層」、「琉球石灰岩層」、「島尻マージ」。
雨水は、水を通しやすい石灰岩層に染み込んだ後、最下層の島尻層(逆にここは水を通さない地質)に沿って、海に流れていました。
そこで、図の赤い部分に壁を作って、水が海に流れ出る前にせき止め石灰岩層内に水をためるという、世界初の地下ダムの仕組みが採用されて、平成12年には最初のダムが完成したそうです。地下は日光も当たらないため、植物プランクトンの増加で水質が悪化することも防げるんだとか。
現在はこの仕組みのおかげで、サトウキビだけでなくカボチャやマンゴーなど多くの農産業が栄えるようになったんですね。

館内は広く、他にも色んな展示ブースがありました。地下に壁を作る際に用いる巨大な削孔機の実物も展示されています(画像右手)。
来館者は他に1組しかおらず、ほぼ貸切状態だったので、ゆっくり見学することができました。
館内にはさらに詳しい資料も多く展示されているので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

施設近辺は農地になっていて、少しわかりづらい場所にありました。近くまで来たらこの目印を左に。

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施設名 宮古島市地下ダム資料館
住所 宮古島市城辺字福里1645-8 MAP
営業時間 (4月~9月)9:30~18:15
(10月~3月)8:30~17:15
休館日 月曜 12/29〜1/3
入館料 一般300円
駐車場 あり