blur_texture_image top_image

image

RESTAURANT グルメ・食文化 | 2019-09-04

沖縄伝統の製麺法「木灰そば」を再現する店池間大橋を見渡す浜辺のカフェ Irayoi(いらよい)

もうすぐ正午です。今日は、沖縄の伝統そば「木灰そば」を提供している海辺のカフェに行くため、市街地から北に車を走らせています。
池間大橋に入る直前の分かれ道を左折し、雪塩ミュージアムのほうへ下っていきます。

道なりに下って行くと「ファミリービーチ西の浜」に突き当たりました。向こうに池間大橋が見え、いい景色です。このそばに目的の店があるはずなんですが...。

雪塩ミュージアムの敷地のほうに歩くと、すぐ左手に見つけました。「カフェ Irayoi」。昔の瓦屋根の家の外壁を白く塗ってリフォームしたような、素朴な佇まい。

穏やかな笑顔で接客いただき席に着くと、本日の目的「手打ち生麺 木灰ソーキそば 880円」を注文しました。

店内は木の天井で、ナチュラル感のある落ち着いた空間。古民家がセンス次第でこんなに洒落た空間に生まれ変わるんですね。

店内には陳列コーナーがあり、沖縄のヤチムン、アクセサリーなどが並んでいます。こちらは販売しているとのこと。

ほどなくして、注文のそばがきました。ソーキ肉がデカい!ので、麺がよく見えません…。右上の空いた小皿は、ソーキ肉の骨を入れるためですね。器にもこだわっている感じで、高価そうなヤチムンを使っていますね。食べる前からおいしいです。では、いただきます。

麺は市販のものとは色も形も少し違うようです。食感はプリプリした感じで弾力がありつつ、舌でも噛み切れるような柔らかさ。若干ちぢれ麺のようになっているので、スープがよく絡まって◎。ソーキ肉もよく煮込んであり、骨から肉がすぐ外れるほど柔らかいです。

スープは澄んだ色をしています。あっさりした塩味で、脂っぽくなくて食べやすい。麺の量的には少し物足りないかもしれませんが、手打ちの木灰そばなんて、なかなか味わえないので、十分満足感があります。これを作るのには、大変な作業が必要なんでしょうね…。感謝。

沖縄の伝統製麺法「木灰そば」

琉球やちむんが壁の棚に並ぶ

沖縄では、昔「かんすい(=小麦粉に混ぜて麺に弾力性(コシ)や風味をもたせるアルカリ性水溶液)」がなかった時代に、代わりに木灰を水に浸した上澄みの汁を使って製麺していたそうです。
店の方は県外出身で、沖縄そばが好きでこの伝統製法を学ばれたのだとか。
木灰そばを使った沖縄そば屋は、沖縄本島では何軒か知っていますが、ここ宮古島でも作っている店があったんですね。
参考:沖縄そばQ&A(沖縄生麺協同組合)

「島バナナシフォンケーキ」もいただきました。こちらも柔らかくて美味しかったです。(テイクアウト用も販売していました。)

隣接する雪塩ミュージアムは人気の観光スポットで、絶えず観光客で賑わっていますが、こちらの店内に入るとまるで別世界のようで、静かで雰囲気のある、素敵なお店でした。END

店名 狩俣にある海辺のカフェ Irayoi
住所 宮古島市平良字狩俣186-2 (雪塩ミュージアム前) MAP
営業時間 8:00~17:00頃 不定休
座席数 カウンター6席、4人席テーブル×2 程度
駐車場 あり (敷地入り口)
問い合わせ 080-8573-0387